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【書評&感想】バナナの魅力を100文字で伝えてください『伝えるのが苦手な人へ』

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こんにちは!ヒデユキです。

今回の記事では、

『バナナの魅力を100文字で伝えてください』 柿内尚文(著)

という本について、ご紹介していきます。

・よく「何を言っているかわからない」と言われる・・・

・メールで説明しようとしても、なかなか文章が思い浮かばない・・・

こんな悩みを抱えていませんか?

それ、僕もです・・・

話すのも苦手、書くのも苦手。いつになったら人にうまく伝えることができるのか・・・

しかし、そんな不安も「技術で習得できる」としたら、頑張って身に着けたいと思いませんか?

今回ご紹介する本『バナナの魅力を100文字で伝えてください』の著者は、柿内尚文さんという編集者をされている方。

数々のベストセラーを世に出してきた方が、「伝わる力」について説明してくれています。

人に物事を伝えるのが苦手だと感じている方に、ぜひ読んでほしい1冊です。

では、参ります!

 

今回ご紹介するこちらの本は、Kindle unlimitedの対象となっております。

Kindle unlimitedとは、月額980円で200万冊が読み放題となるサービス!

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著者「柿内尚文」さんのプロフィール

まずは著者の「柿内尚文」さんについてご紹介します。

・1968年生まれ、東京都出身、編集者

株式会社アスコムの取締役

・名前の読み方は「たかふみ」。ほぼ「なおふみ」と間違われる。まれに「しょうぶん」と読まれる

・これまで企画した本やムックの累計発行部数は1,000万部以上

・10万部を超えるベストセラーは50冊以上に及ぶ

編集に携わり、ベストセラーになった作品はこちら

3000円投資生活

「のび太」という生きかた

1日1分見るだけで目がよくなる28のすごい写真

松岡修造の人生を強く生きる83の言葉

数々のベストセラーに携わり、出版社の取締役までされている方。

そんな著者が、この本の中でこう語っています。

話すのも伝えるのも「超」が10個つくくらい苦手だった

『バナナの魅力を100文字で伝えてください』より引用

 

う、うそでしょ?ホントは最初から得意だったんじゃないの??

こう思いたい・・・

しかし、その苦手を解消してきた理由が、編集者としてたくさんの方の取材をしてきた中で身に着けた、「伝わる構造」「伝わる技術」

この「伝わる構造」「伝わる技術」がこの本で紹介されています。

『バナナの魅力を100文字で伝えてください』とは

続いては、本題『バナナの魅力を100文字で伝えてください』をご紹介します。

本の概要

編集の仕事をしている著者が、「伝わる技術」について書いた本。

ここで重要なのが、「伝る」ではなく「伝る」ということ。

たった1文字しか違わないこの差がとても重要です。

『伝わらなければ、存在しないことと同じ』

『バナナの魅力を100文字で伝えてください』より引用

 

人は伝えてもらわないとわからないし、伝わったことで物事を判断するといいます。

 

さらに、よくコミュニケーションミスの原因になりがちな理由として、

・言わなくてもわかってもらえるはず
・一度伝えたから伝わったはず

というものがありますが、

これは全くの誤解!!!

こうは思わない方がいいと言います。

だからこそ、「伝える」ではなく、「伝る」ことが重要で、第1章ではその重要性について説いています。

その「伝わる」ことには、「伝わる構造」と「伝わる技術」があり、それらについて、第2章・第3章で説明しています。

 

この本の読みどころ!

『人は伝えてもらわないとわからない』
『上手く伝えないと伝わらない。伝え方には技術がある』

『バナナの魅力を100文字で伝えてください』より引用

 

伝え方には技術があるということは、技術を身につければきちんと伝えることができる

この著者もかつては、『話すのも伝えるのも「超」が10個つくくらい苦手だった』といいます。

その著者が、ベストセラーを何冊も出す中で身につけた「伝わる技術」。

その「伝わる技術」のうちの一つ、「フリオチの法則」を紹介します。

フリオチの法則とは?

振れ幅を大きくして、より価値を見える化すること

書籍に書いてある例を書かせていただくと、

うちの子が東大に入ったの!

と言うよりも、

高校2年までは偏差値35しかなかったけど、そこから頑張って東大に入ったの!

と言う方が興味が湧いてきます。

 

この「フリオチの法則」を、もしかしたら著者がこの本の中で使っているかもしれません。

『話すのも伝えるのも「超」が10個つくくらい苦手だった』

→今は編集者として、ベストセラーを多数出すことができるようになった

使ってますね!きっと!(推測ですが・・・)

 

また、この本は開いてすぐに「クイズ」から始まります。

その答えと、解説が入り、また「クイズ」。

これも、読者に伝わりやすいような仕掛けの一つだと思います。

 

このように、この本の中に散りばめられている「伝わる技術」を発見するのも面白い読み方かもしれません。

気づき・自分の変化

僕は話すのも書くのもとても苦手。だからなのか、必要以上にコミュニケーションを取ることは基本的にないかもしれません。

「いちいち伝えなくても相手が何をしてほしいかわかる」

そんな関係性に憧れています。

阿吽の呼吸というか、そんな関係っていいなって思っていました。

 

しかし、この本はその考え方を完全否定してくれました。

そりゃ長年一緒に居て、一緒に仕事をしていれば、そういう関係も成り立つかもしれない。

でも考えてみれば、そんな長く付き合う人も少なく、むしろ短期間の関係の方が多いでしょう。

よく上司に「お客様が何を必要としているのか考えて、先に先に行動できるように」と言われましたが、これもある意味コミュニケーション不足を招いているかもしれません。

 

しかし、「伝えなければ自分のことをわかってもらえないし、聞かなければ相手のことがわからない」

特に、相手の心の中なんて、余計にわからない。なにを考えているかなんてわからない。

このことをはっきりと伝えてくれたこの本は、僕のコミュニケーションのあり方を根本的に変えたかもしれません。

 

この本に出会う前は、コニュニケーションを取ることが苦手だったこともあり、自分の思いの言語化がとても苦手でした。

しかし、しっかりと伝えなければいけないんですよね。

この書評を書いているのも、そんな本の教えから、この本を読んだことで感じたことを書き連ねています。

あとがき:書評を書き終えて

以上、『バナナの魅力を100文字で伝えてください』の書評でした!

これが初めての書評でした。難しいですね。書評というレベルでは全然ないことは承知しています・・・

こういう本を読んで、技術や法則があることを知っても、わかったつもりになるのと実践することとで、雲泥の差があることを身に染みています。

 

ちなみに、今回ご紹介したこちらの本は、Kindle unlimitedの対象となっております。

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また、Kindle unlimitedについては、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

あの有名本も読める!電子書籍読み放題サービスkindle unlimitedを解説こんにちは、ヒデユキです。 今回の記事では、 あの有名本も読める!電子書籍読み放題サービスkindle unlimitedを解説 と...

 

以上、「【書評&感想】バナナの魅力を100文字で伝えてください『伝えるのが苦手な人へ』」でした!